博報堂マーケティングシステムズがサイトコア社のAIソリューション「Sitecore Stream」の導入支援サービスを提供開始
デジタルマーケティングの戦略策定から実行までフルファネルで支援する株式会社博報堂マーケティングシステムズ(本社:東京都港区)は、米国に本社を置くSitecore Corporationの日本法人であるサイトコア株式会社(本社:東京都港区 以下Sitecore)と協業し、次世代インテリジェント・デジタルエクスペリエンスプラットフォーム(Intelligent DXP)「Sitecore Stream」の導入支援サービスを開始いたします。
これまで生成AIをマーケティングに活用する取り組みは多々ありますが、生成されたコンテンツがブランドのトーン&マナーに合わないことや、コンテンツやデータがAIモデルの学習に使用されることが課題でした。
「Sitecore Stream」は「ブランド認識型AI(Brand Aware AI)」により、企業が持つブランドガイドラインや過去のコンテンツ資産を取り込み、ブランド独自の文脈を深く理解することで、生成するコンテンツや、マーケティング施策がブランドの個性に適合するように支援します。
一方でブランド資産をAIにインプットし活用する際には、
- ブランドガイドラインが存在しない、または体系立てて整理されていない
- 企業ブランドのガイドラインは存在するが、製品ブランドのガイドラインは存在しない
- グローバルのガイドラインは存在するが、日本国内向けにローカライズされていない
- そのために、インプットするデータで迷ってしまい、準備段階で止まってしまう
といったハードルがあります。
本サービスでは「Sitecore Stream」をいち早く活用することで、博報堂DYグループの横断的な AI 推進プロジェクト(HCAI Initiative)の一環として、 AI時代における企業のメッセージの統一を促し、一歩先のデジタルマーケティングを実現することを支援いたします。
- 1. ブランド資産の整理
- お客様が持つ既存のブランド資産と「Sitecore Stream」に必要な項目を照らし合わせて、何が不足していて何を追加する必要があるかを整理、必要に応じて新たに項目を定義します。
- 2. 入力支援機能のご提供
- お客様の社内状況やご要望にあわせて、「Sitecore Stream」へ既存のブランド資産をインプットするインタフェースをAPIにより独自に提供します。
- 3. オンボーディング
- ブランド資産のインプットを行い、「Sitecore Stream」が活用できるように操作説明や活用支援、その他製品郡とのシナジーを発揮するためのご提案を行います。
博報堂マーケティングシステムズでは、デジタルマーケティングの戦略策定から実行までフルファネルで支援しており、これまでグローバルブランドのローカライズや、大規模なデザインシステム構築、従来の検索エンジン向けのSEOだけでなくChat GPTなどのLLM向けのAIO施策、ソーシャルメディアポリシーの策定などを担当してまいりました。
企業がデジタルマーケティングに対して統括的に取り組む際に障壁となるポイントに対し、長年の運用経験や、CX・ビジネス・システムを俯瞰した視点によりアプローチしてきた経験から、サイトコア社と今回のソリューションを共同開発するに至りました。「Sitecore Stream」は日々アップデートが行われているため、導入企業様のニーズや製品の仕様にあわせて、随時アップデートしていく予定です。
「Sitecore Stream」に関心のあるお客様、導入したがブランド資産のインプットで躓いているお客様、導入支援を行うソリューションパートナー様はぜひお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ先
※Sitecoreは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるSitecore Corporation A/S 社ならびに/あるいはその子会社の登録商標です。 すべてのブランド名、製品名、商標はそれらの各所有者に帰属します。サイトコア株式会社は、Sitecore Corporationの日本法人です。